道路使用許可と道路占用許可の違いを一覧表で比較|両方必要なケースとは

道路使用許可と道路占用許可の違いを比較表で解説するイメージ

道路使用許可と道路占用許可。 名前が似ているため混同されやすい制度です。 しかし根拠法・申請先・目的がまったく異なります。

この記事では両制度の違いを比較表で整理します。 両方の許可が必要になるケースも具体例で紹介します。 愛知県・名古屋市での一括申請の方法も解説します。

道路使用許可と道路占用許可の違い|比較表

2つの許可制度の違いを一覧表にまとめます。

最大の違いは「一時的な行為」か「継続的な設置」かです。 道路使用許可は工事やイベントなどの行為を対象とします。 道路占用許可は物件の設置と空間の占有を対象とします。

出典:警察庁「道路使用許可の概要、申請手続等」
出典:国土交通省「道路占用制度」
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道路使用許可だけで足りるケース

道路使用許可のみで対応できる場面を整理します。 物件を道路に設置しない場合が該当します。

これらは道路の空間を継続的に占有しません。 そのため道路占用許可は不要です。

出典:愛知県警察「道路使用許可、通行許可等の申請手続き」 

道路占用許可だけで足りるケース

道路占用許可のみで対応できる場面もあります。 道路上での作業を伴わない設置が該当します。

ただし実務ではこのケースは少数です。 新規の設置には作業が伴うためです。 多くの場合は両方の許可が必要になります。

両方の許可が必要なケース|具体例5選

実務で最も多いのは両方の許可が必要な場面です。 警察庁も「両方が必要となる場合があります」と明記しています。

足場と看板の設置は建設業者が最も遭遇します。 道路使用許可だけで済ませてしまうミスが多い箇所です。 無許可占用は1年以下の懲役または30万円以下の罰金です。 必ず両方の許可を取得してください。

出典:警察庁「道路使用許可の概要、申請手続等」 

一括申請の仕組み|愛知県での手続き

両方の許可が必要な場合、申請を一括で行えます。 法律上の根拠は以下の2条文です。

つまり警察署と道路管理者のどちらか一方の窓口で済みます。

一括申請の流れ(愛知県)

注意点が2つあります。 書類の不備があると別途窓口に出向く必要があります。 また審査期間は別々に進むため交付日がずれる場合があります。

愛知県では1号許可と2号許可の包括申請も可能です。 たとえば看板の設置(2号)と設置工事(1号)を1件で申請できます。 ただし申請者が同一であることが条件です。

申請先の早見表|愛知県・名古屋市

どちらの許可をどこに申請するかを整理します。

岐阜県・三重県でも一括申請の仕組みは同じです。 申請先の道路管理者が県や市になる点だけ異なります。

出典:愛知県警察「警察署所在地一覧」

よくある質問

道路使用許可と道路占用許可の一番大きな違いは何ですか? 

道路使用許可は「一時的な行為」に対する許可です。 道路占用許可は「継続的な物件設置」に対する許可です。 根拠法も許可権者も異なります。

足場を組むだけなら道路使用許可だけで大丈夫ですか?

いいえ。足場を道路上に設置する場合は道路占用許可も必要です。 足場の設置作業には道路使用許可が必要です。 足場が道路空間を占有することには道路占用許可が必要です。

一括申請すると審査期間は短くなりますか?

審査期間自体は短縮されません。 道路使用許可は約7営業日、占用許可は約15日です。 ただし窓口に2回行く手間がなくなります。

名古屋市で一括申請する場合はどこに出しますか? 

道路管理者(各区の土木事務所)に一括提出できます。 所轄警察署に一括提出することも可能です。

道路使用許可・占用許可の申請はみらい行政書士事務所へ

みらい行政書士事務所は名古屋市中区を拠点に、道路使用許可・道路占用許可の申請代行を行っています。

愛知県全域(名古屋市・豊田市・岡崎市・一宮市・豊橋市・春日井市・安城市・豊川市・刈谷市・小牧市・半田市・稲沢市・東海市・大府市・知多市等)に対応しています。岐阜県・三重県の事業者様からのご相談も大歓迎です。

「どの許可が必要かわからない」「申請書類の作成が難しい」という方も、お気軽にお問い合わせください。

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