引っ越し・住所変更したら車庫証明はどうなる?届出の期限と手続き

引っ越し時の車庫証明の届出期限と手続きを解説するイメージ

引っ越しをすると、車庫証明の変更手続きが必要です。手続きの期限は法律で15日以内と定められています。放置すると罰金が科される可能性もあります。この記事では、愛知県で引っ越した場合の車庫証明の届出期限、普通車・軽自動車それぞれの手続きの流れ、必要書類、費用までわかりやすく解説します。

引っ越し時に必要な車庫証明の手続きは2パターン

引っ越しで車の保管場所が変わる場合、手続きは2つに分かれます。

パターン①:住所と保管場所の両方が変わる場合

もっとも多いのがこのケースです。引っ越しで住所(使用の本拠の位置)が変わり、駐車場も新しくなる場合は「保管場所証明申請」が必要です。これは新規の車庫証明と同じ手続きです。

パターン②:住所は変わらず保管場所だけ変わる場合

同じ住所のまま、月極駐車場を別の場所に変えた場合などが該当します。この場合は「保管場所変更届出」を行います。手数料は無料です。

どちらも届出先は、新しい保管場所を管轄する警察署です。

出典:愛知県警察「自動車保管場所の変更届」
関連記事:車庫証明とは?必要な理由・手続きの流れを初心者向けに解説

届出の期限は15日以内|放置すると罰金の可能性

車庫証明の届出期限は法律で明確に定められています。自動車の保管場所の確保等に関する法律第7条により、保管場所を変更した日から15日以内に届出が必要です。

15日を過ぎても届出をしなかった場合はどうなるでしょうか。同法第17条により、10万円以下の罰金が科される可能性があります。実際に罰金を科されるケースは多くありませんが、法律上の義務であることに変わりはありません。

なお、15日の起算日は「引っ越し日」です。住民票の異動日ではありません。引っ越し直後は荷解きなどで忙しくなります。早めにスケジュールを立てておきましょう。

普通車の手続きの流れと必要書類

普通車で住所と保管場所の両方が変わる場合の流れは3ステップです。

まず、新しい保管場所を管轄する警察署で車庫証明を取得します。必要書類は、自動車保管場所証明申請書2部、所在図・配置図1部、使用権原書(自認書または使用承諾証明書)1部の計3種類です。申請手数料は2,300円です。なお、2025年4月の法改正により保管場所標章制度は廃止されたため、従来必要だった標章交付手数料(約500円)は不要となっています。受付時間は9時〜16時(土日祝休み)で、交付まで約3〜5営業日かかります。

次に、車庫証明を取得したら運輸支局で変更登録を行います。愛知県内の場合、管轄は以下の4か所に分かれています。

  • 名古屋ナンバー → 愛知運輸支局(名古屋市中川区)
  • 尾張小牧ナンバー・一宮ナンバー・春日井ナンバー → 小牧自動車検査登録事務所(小牧市)
  • 三河ナンバー・豊田ナンバー・岡崎ナンバー → 西三河自動車検査登録事務所(豊田市)
  • 豊橋ナンバー → 豊橋自動車検査登録事務所(豊橋市)

必要書類は車検証(電子車検証の場合は自動車検査証記録事項も用意)、住民票(発行3か月以内)、車庫証明書、申請書、手数料納付書(登録手数料350円)です。

最後に、自動車税の届出も必要です。運輸支局内の税申告窓口で手続きできます。

出典:中部運輸局愛知運輸支局「変更登録」
関連記事:車庫証明の取得にかかる費用と日数|愛知県の場合を具体的に解説

軽自動車の手続きの流れと必要書類

軽自動車の場合、普通車と手順が逆になります。先に軽自動車検査協会で車検証の住所変更を行い、その後に管轄の警察署へ保管場所届出を行います。

軽自動車検査協会での必要書類は、車検証、住民票、申請書、ナンバープレート(管轄変更がある場合)です。手数料は無料ですが、ナンバー変更がある場合は交付手数料がかかります。

保管場所届出は、届出先の地域が適用地域に該当する場合のみ必要です。愛知県内では名古屋市をはじめ12市が適用地域です。届出書1部、所在図・配置図1部、使用権原書1部を提出します。届出の手数料は無料です。

適用地域外に引っ越した場合は、届出そのものが不要です。

出典:軽自動車検査協会「住所変更」
関連記事:車庫証明が不要なケースとは?軽自動車・届出不要地域のルールを解説

引っ越し時の車庫証明にかかる費用まとめ

引っ越し時に発生する費用の目安を整理します。

普通車の場合、車庫証明の申請手数料が2,300円です。運輸支局での変更登録手数料が350円です。ナンバー変更がある場合はプレート代が約1,980円です。合計で約2,650〜4,630円が目安となります。

軽自動車の場合、保管場所届出は無料です。軽自動車検査協会での手続きも無料です。ナンバー変更がある場合のみプレート代がかかります。

行政書士に代行を依頼する場合は、別途5,000〜15,000円程度の報酬が発生します。

関連記事:車庫証明の取得にかかる費用と日数|愛知県の場合を具体的に解説

よくある質問

引っ越したけど車庫証明の届出を忘れていました。今からでも届出できますか?

はい、届出は可能です。15日を過ぎても届出自体は受理されます。期限を過ぎた理由を問われることもあまりありません。気づいた時点で早めに手続きしましょう。

県外から愛知県に引っ越す場合の手続きは?

手続きの流れは同じです。新しい保管場所を管轄する愛知県内の警察署で車庫証明を取得し、愛知運輸支局で変更登録を行います。ナンバー変更が必要になります。

引っ越し先が適用除外地域の場合はどうなりますか?

車庫証明の手続きは不要です。ただし車検証の住所変更(変更登録)は必要です。その際、車庫証明の添付は求められません。

管場所だけ変えた場合の届出に費用はかかりますか? 

保管場所変更届出の手数料は無料です。使用の本拠の位置が変わらないことが前提です。

出典:愛知県警察「自動車保管場所の変更届」

まとめ

引っ越しで車の保管場所が変わったら、15日以内に届出が必要です。普通車は警察署で車庫証明を取得してから運輸支局で変更登録を行います。軽自動車は先に検査協会で車検証を変更し、適用地域なら警察署に届出をします。

愛知県での費用は、普通車で約2,650〜4,630円、軽自動車はナンバー変更がなければ無料です。届出期限を過ぎると10万円以下の罰金の可能性もあります。引っ越しが決まったら早めに準備しましょう。

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